師走
23.12.01
税理士法人愛知総合会計事務所の税理士の大橋由美子です。
師も走るほどの忙しさである師走になりました。今年も残すところあと1か月ですが、おかげ様でとても忙しい1年となりました。
経営者になる前の一従業員だったころですが、大量の仕事を一気に引き受けるとき、困ったなと思う反面、内心では嬉しくなってしまう自分がいました。それは仕事を任されて、信頼されていると感じられる嬉しさと、仕事が多ければ多いほど終わったときの達成感が大きいことを想像してしまうからです。個人的な達成感は大きかったのですが、協力してという部分があまりなく、チームワークでの大きな達成感を味わうことはできませんでした。
経営者となった今、仕事をお願いする際には、私のような考え方の人ばかりではないので、スタッフの仕事量を調節しながら、様子を見ながらお願いするようにしていますが、行き届かないこともあります。そんなときは別のスタッフから、「この仕事私が引き受けても良いですか?」と打診されることもあり、スタッフ同士で協力し助け合っているのだと感じます。お互いのできることを率先して動き、お互い助けられたらまた助けてという良い循環が出来ています。
当事務所ではお互いにだいたいの仕事量を把握できるよう、表などにして見える化をしていますが、実際に声をかけあって助け合えるスタッフ同士の関係が素敵だと思います。その関係性が大きなチーム力に繋がっているのだと実感しています。切羽詰まったときほど本質が見えてくるといいますが、繫忙期の当事務所のスタッフのチーム力は本当にすごいのです。経営者となった私は、忙しさの中にチームでの達成感を味わいながら年の瀬を迎えたいと思います。
皆様におかれましても良い年を迎えられますようにお祈り申し上げます。
来年も変わらぬお付き合いのほどどうぞよろしくお願いいたします。