逆境にも強く
23.08.01
税理士法人愛知総合会計事務所の税理士の大橋由美子です。
いよいよ夏本番になりました。一昔前は30℃を超える真夏日と聞くたびにすごく暑いと感じていましたが、今では35℃を超える猛暑日が何日も続くため、30℃くらいだと涼しいとさえ感じるようになりました。
この時期になると必ず思い出すのが税理士試験です。大きな試験にはいろいろとドラマがあったりしますが、私も波乱万丈な試験を受けてきました。
あるときには、試験の前夜に宿泊したホテルで夜中に非常ベルが鳴り、爆睡していた私の部屋へ試験仲間の一人が何度もドアを叩いてくれて、訳も分からずパジャマ姿で屋外へ逃げたという経験がありました。結局は誤報だったので良かったのですが、あまりの出来事にドキドキしてそのあと眠れませんでした。
また別の試験では、試験会場に行くまでに豪雨となり、浸水までしていて靴も靴下も脱ぎ、じゃぶじゃぶと水の中を歩き試験会場まで行きました。当然服も濡れた状態で試験が始まりどうにか集中しようとするのですが、試験中もすごい雷で何度も停電したため、異例の試験時間が少し延長になったほどです。
しかし、結果的には合格していたので、きっと、こんなことで1年を無駄にするものかとの思いで、実力を発揮できたのだと思います。きれいな言葉ではありませんが「火事場の馬鹿力」が出たのかもしれません。
経営者の方々はもっとたくさんの逆境を乗り越えてきているかと思います。そんな経営者を支える逆境の強い人でありたいと思っております。